Sum関数とは
列すべての数値の合計を計算する関数(Sumの引数に指定できるのは列だけ)
例)
売上金額(合計)=
Sum(‘SalesData'[売上金額])
SUM関数は、
Row Context (行ごとに)に計算を行う設計にはなっておらず(その行が何を記録している行なのかは無視して)、列全体を対象として合計を算出する関数
例)営業利益率
営業利益率 =
DIVIDE(
SUM('実績管理[利益],
SUM('実績管理[売上],
)
CALCULATE( SUM(…))の場合
CALCULATE関数は、Row Context に沿って(つまり、1行づつその行には、どのような属性の情報が記録されているのか判定しながら)計算を実行するDAX関数
CALCULATE関数は、SUM関数の計算結果を算出するまえに、各行が全部独立した行であると判定しているので、それぞれ独立した行ごとにその合計を算出(SUM関数で評価)している
Sumx関数とは
列と列を計算した式の結果を合計する(「表(テーブル)」と「式」を指定する)
→Sumxは計算式を合計する
例)数量×単価の合計を計算したい場合
例)Sumx(‘テーブル名’,’式’)
売上金額(合計)=
Sumx(‘SalesData’,
‘Sales Data'[個数]*’Sales Data'[単価])
別のテーブルからRELATED関数でデータを取ってくる場合
受注額 = SUMX ( '受注', [数量] * RELATED ( '商品'[単価] ) )
コメント