行の合計をループ
このExcel VBAは、指定された範囲内の各行について、4列目と5列目の値を加算して、その合計を2列目に入力するものです。
Sub 行合計をループ()
Dim i As Long
For i = 2 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
Cells(i, 2).Value = Cells(i, 4).Value + Cells(i, 5).Value
Next i
MsgBox "完了"
End Sub
解説
- 変数iを2から開始し、最後の行までループします。
- ループ中、現在の行にある4列目と5列目の値を加算し、その結果を2列目に書き込みます。
- ループが終了したら、「完了」というメッセージを表示します。
列ループ/数値の場合計算
このExcelマクロは、2列目に1列目の各セルの値に1.1を掛けた値を書き込むものです。ただし、1列目のセルの値が数値でない場合は何もしません。
Sub 数値の場合計算()
Dim i As Long
For i = 2 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
If IsNumeric(Cells(i, 1).Value) = True Then
Cells(i, 2).Value = Cells(i, 1).Value * 1.1
Else
End If
Next i
MsgBox "完了"
End Sub
解説
- ループのための変数iを2から最終行の行番号まで変化させます。
- i行目の1列目のセルの値が数値かどうかを判定します。
- もし数値であれば、1列目の値に1.1を乗じた結果を2列目の同じ行に書き込みます。
- 数値でなければ何もしません。
- 次の行に進んで、同様の処理を繰り返します。
- 全ての処理が終了したら、メッセージボックスで「完了」と表示します。
列の合計をループ
これは、Excelワークシート上の複数の列の値を合計して、別の列に表示するエクセルマクロです。
Sub 列合計をループ()
Dim i As Long
For i = 2 To ActiveSheet.Cells(2, Columns.Count).End(xlToLeft).Column
Cells(4, i).Value = Cells(2, i).Value + Cells(3, i).Value
Next i
MsgBox "完了"
End Sub
解説
- カウンタ変数「i」を宣言し、データ型をLongに設定します。
- ループを開始します。2行目の最初の列から、最終列まで実行されます。
- 2行目と3行目の同じ列にある値を加算し、4行目の同じ列にあるセルにその結果を代入します。
- 処理が完了したことをユーザーに通知するメッセージボックスを表示します。
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