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CBD(カンナビジオール)の選び方と摂取方法

CBD(カンナビジオール)の選び方と摂取方法 others

摂取の方法

効果までの時間効果が持続する時間バイオアベイラビティ
吸入2~15分2~4時間17~44%(平均35%以上)
経口摂取30~90分6~8時間6~15%
舌下投下15~30分2~4時間6~20%
局所投与15~30分2~4時間
経皮接種15~30分4~8時間~90%

吸入

摂取してから効果が現れるまでの時間が短く、数分で効果が現れ30分ほどで効果のピークをむかえるという特徴があります。急性不安や急いで痛みを軽減させたいという場合に大変有効な方法です。

CBDを含んだ煙や水蒸気は、吸入され肺に移動します。肺には透過性がありますので、CBDの成分は直接血中に入り込むことができます。体内を循環するまでのプロセスが非常に短いので、即効性があるのです。

一方で、摂取したCBDはすぐに血中へと取り込まれ全身で作用し始めますので、効果の持続時間は極めて短いという特徴もあります。吸入する量にもよりますが、吸入後30分をピークに2時間~4時間程度で効果はなくなるでしょう。

経口

経口摂取の代表的なものは、サプリメントやエディブルです。

CBDを含んだものを経口摂取すると、まずは胃へと運ばれていき、胃酸による消化・分解が行われます。その後肝臓へと送られて分解が行われた後に、小腸や大腸で本格的な栄養素の吸収が行われるという流れを辿っていきます。

摂取する製品や一人一人の消化器官の働きなどにもよりますが、バイオアベイラビリティは低く6~15%程度だと考えられています。効果が発現するまでの時間も、最低30分~1時間はかかるでしょう。

しかし悪いことばかりではありません。他の食品と同様にじっくりと時間をかけて栄養素が吸収されていきますので、効果の持続時間は長いです。6時間~8時間は体内に留まってじっくりと吸収・作用していくことになるでしょう。

舌下

舌の下や口腔内の粘膜からCBDを吸収させる方法です。口の中に入れるという点では、経口摂取と同じですが、舌下投与ではすぐに飲みこまずに舌の下や口の中に留まらせておきます。
これにより、胃や肝臓を通らずにCBDの成分を血中に送りこむことができますのでバイオアベイラビリティが高くなります。
効果発現時間も比較的早く、15~30分で効果が現れて4~6時間継続することがわかっています。

局所

身体の一部分の症状を緩和させるために、軟膏・スプレー・オイルといった形状のCBD成分を直接皮膚につけることで効果を得るという摂取方法です。
皮膚に付着したCBD成分は、皮膚上にあるカンナビノイド受容体(CB2)と直接融合して局所的に吸収が行われます。吸収されたCBDは血中に取り込まれて全身を循環することはなく、結合した受容体の範囲だけで効果を発揮します。
局所的に素早く効き目が現れ、使い方も簡単であることから皮膚炎や痛み止めに多く用いられる方法です。

経皮

ジェルやパッチ状の製品であり、CBDは真皮を通過して血中に送りこまれます。少量のカンナビノイドが4時間~12時間をかけてゆっくりと着実に吸収されていくという特徴があります。パッチを剥がせば30分以内に効果が消えることから、用量の調節が容易であるというメリットがあります。

手首や足首の内側といった静脈のある部分に使うことで、高いアベイラビリティを実現することが可能です。

CBD製品の形状(タイプ)

オイル

種類も多く、初心者から上級者まであらゆるユーザーにおすすめです。通常の経口摂取以外にも、肌に直接塗ったり、舌の下にスポイトを使って飲む、ドリンクに混ぜて飲む等、多用途で使用することが出来ます。

*舌下の場合、30秒から90秒口の中に入れたままにして、その後飲むことが推奨されています。

カプセル

通常の錠剤同様、噛まずに水で流し込むタイプ。CBDの味や臭いが苦手な人におすすめです。
オイルより緩やかに効き始め、効果の持続力があるので、リラックスしたい睡眠前に利用する方法がおすすめです。

ドリンク・フード(グミ・飴・ガム)

グミや飴などに加工された食用タイプです。CBDの効果が長く持続するメリットがあります。
長時間のフライトや、お家でまったりしたい時に利用する方法がおすすめです。
食べるだけの手軽さ、継続のしやすさから、近年人気が高まっています。

ロールオン・クーリングシート

クリームなどに比べ、ロールオンは手軽で塗りやすく持ち運びにも便利です。クーリングシートも気になったところに貼るだけなので、ベタつきなどを感じずに使うことができます。

ボディクリーム・バーム

運動後の疲れや、体のコリ・痛みに対してアプローチするタイプ。身体に直接塗るクリームや、湿布があります。
プロの格闘家やアスリートに愛用者が多いことからも、その効果が期待できます。デスクワークによる疲労やコリにも。

フェイスパック・シャンプー(ヘアケア・フェイスケア商品)

顔や髪に使えるよう基礎化粧品に加工されたタイプです。
海外の厳しいオーガニック基準をクリアしているものが多く、敏感肌の人にもオススメです。
CBDと美容成分を掛け合わせた、次世代のスキンケアとして期待されています。

入浴剤(バスグッツ)

入浴剤などバスタイムに使用するタイプの商品です。

べイプ

ヴェポライザー(専用の器具)を使い、気化したCBDを吸引して摂取するタイプです。最も吸収効率がよく、CBDの効果がすぐに体感できるメリットがあります。
さらに、フレーバーが選べたり、一緒に使えるクリスタルも人気です。

CBD製品を選ぶときの注意

注意したいのは、個人輸入で海外のショップから手に入れる場合です。海外のショップで販売されているCBDは、個人使用目的の少量であっても厚労省と税関の輸入許可がなければ、手に入れることができません。たとえショップで問題なく発送できたとしても、確実に税関で止められます。海外のCBD製品の原料について成分分析表・製造工程表をメーカーから取り寄せて厚労省の確認を取ってから、税関でTHCの含有検査を行い、問題がないと判断されない限り、届くことはありません。海外から化粧品やサプリメントを個人輸入をする人は増えていますが、CBD製品に関しては個人輸入ではなく、国内で販売されている合法の物を使用することをお勧めします。

*必ずTHCフリーのものを選びましょう。

効果的な摂取の時間帯

CBD商品は、処方薬のように「朝」「食前」「睡眠前」など、薬を飲むタイミングが指定されていません。使用者の症状が出るタイミング応じて、使用することとなります。

例えば「睡眠の質をあげたい」「夜に眠れない」「朝の寝起きがだるい」などの症状を抱える人の場合は、夜眠る前にCBDオイルを摂取すると効果があることが知られています。

仕事のストレスを感じやすい場合は、休憩時間や業務終了後に摂取すると良いかもしれません。
このように、その方の症状や悩みが起きるタイミングに応じて、CBDを摂取する時間帯も変化します。

もちろん、持病や疾患を抱えている人は、医師に相応しい時間帯について相談しておくようにしましょう。

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