行の抽出・列の抽出(WHERE)
SQLを使用して条件に合致する行を抽出することができます。WHERE句を使用して、条件式を指定します。指定した条件式に該当する行のみを抽出することができます。比較演算子(=, <, >, <=, >=, !=など)を使用して条件を指定することができます。また、複数の条件式を指定する場合は、ANDやORを使用して条件を繋げることができます。
*行の抽出:WHERE/列の抽出SELECT
SELECT カラム名
FROM テーブル名
WHERE 条件式;
#データが10の行をすべて抽出
SELECT *
FROM 実績管理表
WHERE id = 10
#データが10以下の行をすべて抽出
SELECT *
FROM 実績管理表
WHERE id <= 10
#データが「10以外」の行をすべて抽出
SELECT *
FROM test_table
WHERE id != 10
SQLを使用して条件に合致する列を抽出する
SQLを使用して条件に合致する列を抽出するには、SELECT句とWHERE句を組み合わせて使用します。
SELECT句で、抽出するカラム名を指定します。以下は、テーブル名が「sales」とし、売上が1000以上のデータの「商品名」と「売上」を抽出する例です。
下記の例では、商品名と売上の2つのカラムを指定しています。WHERE句で売上が1000以上の条件を指定しているため、1000以上の売上がある商品名と売上が抽出されます。
SELECT 商品名, 売上
FROM sales
WHERE 売上 >= 1000;
また、SELECT句で「*」を指定することで、すべてのカラムを抽出することもできます。以下は、テーブル名が「users」とし、都道府県が「東京都」のデータをすべて抽出する例です。
SELECT *
FROM users
WHERE 都道府県 = '東京都';
上記の例では、すべてのカラムを抽出しています。WHERE句で都道府県が「東京都」の条件を指定しているため、都道府県が「東京都」のユーザー情報がすべて抽出されます。
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